月別アーカイブ: 2025年5月

タンポポニュース~要介護認定~

皆さんこんにちは。

タンポポの更新担当の中西です。

 

 

さて今回は

介護認定について

ということで、介護認定流れ、評価基準、そして現場実際運用焦点当て解説ます。

 

介護保険サービス利用するは、まず「介護認定」受ける必要あります。この認定単なる“判定”ではなく、必要支援公平・適正提供するため入り口です。


介護認定は?

介護保険制度において、利用どの程度介護必要としているか公的判定する仕組みです。この認定結果によって、利用できるサービス内容上限決定ます。


対象

  • 1保険65以上):介護必要すべて

  • 2保険40~64歳):老化伴う16特定疾病原因介護必要場合


認定流れ(5ステップ)

  1. 申請

    • 市町村窓口本人または家族、ケアマネージャー申請

  2. 認定調査

    • 調査自宅訪問し、74項目(心身状態、生活機能等)確認

  3. 主治医意見書

    • 主治医病状認知機能について記入

  4. 一次判定(コンピュータ判定)

    • 全国共通基準機械介護推定

  5. 二次判定(介護認定審査会)

    • 専門による最終審査介護決定(非公開)


認定区分

区分 支援・介護内容目安
該当 介護保険サービス利用不可(市町村独自支援対象)
支援1・2 軽度支援(転倒予防、生活援助など)
介護1~5 数字大きいほど重度、介護幅広いサービス利用可能

認定更新・変更

  • 原則6または12ごと更新

  • 状態わっとき区分変更申請可能

  • 状況悪化ないことが、必要支援確保つながる


認定意義課題

公平支給ため基準

制度安定運営するため、全国統一判定基準て、客観かつ公正判断する。

利用影響大きい

介護によってサービス上限利用可能種別(訪問介護、施設入所など)大きく変わるため、認定結果生活左右するとも言える。

現場課題

  • 調査主観による不公平

  • 認知高齢評価

  • 主治医意見書記載不備による調査


認定申請コツ注意

  • 事前ケアマネ地域包括支援センター相談

  • 生活実態正確伝える
     →「普段できいること」ではなく「支援必要実態」明確

  • 記録っておく
     →家族負担状況介護記録判断材料なること


介護認定は、「本当に必要支援を、必要だけ届ける」ため制度です。しかし、単なる“点数”や“等級”ではなく、個人暮らし尊厳支える仕組み基盤でもあります。正確情報丁寧申請によって、本人最もふさわしい支援環境整えることできます。

タンポポニュース~違い~

皆さんこんにちは。

タンポポの更新担当の中西です。

 

 

さて今回は

~違い~

ということで、その違いわかりやすく整理し、どのよう選ぶ掘り解説ます。

 

在宅高齢がい支えるサービスとして、よくする「訪問介護」と「訪問看護」。名前いるため混同がちですが、実際目的・提供者・内容・費用負担など大きな違いあります。


訪問介護は?

定義

ホームヘルパー(介護職員)」自宅訪問し、日常生活支援行う介護サービス。

対象

  • 介護1~5認定受け方(※支援1・2訪問サービス対応)

  • 基本介護保険制度によって提供れる

サービス内容

  • 食事・排泄・入浴など身体介護

  • 調理・洗濯・掃除・買い物代行など生活援助

  • 通院付き添い服薬確認など一部医療配慮

提供

  • 初任研修・実務研修など資格介護職員(ヘルパー)


訪問看護は?

定義

看護師」や「理学療法士」など医療専門自宅訪問し、医療ケア健康管理行う医療サービス。

対象

  • 年齢関係なく、医療管理処置必要

  • 医師による「訪問看護指示書」必要

  • 医療保険または介護保険どちらでも利用可能(条件による)

サービス内容

  • バイタルチェック・病状観察・点滴・褥瘡(床ずれ)ケア

  • カテーテル管理・服薬管理

  • 末期ケア・リハビリ・精神支援

  • 医師連携、緊急対応

提供

  • 看護師、保健師、助産師、PT(理学療法士)など医療専門


比較表:訪問介護 vs 訪問看護

項目 訪問介護 訪問看護
管理制度 介護保険中心 医療・介護保険対応
提供 介護職(ヘルパー) 看護師・
目的 生活支援・介助 医療ケア・健康管理
医師指示 不要 必須
緊急対応 原則なし 24時間体制あり(ステーションによる)

よくある勘違い現場

  • 訪問介護点滴ほしい」→できせん
     →医療行為訪問看護のみ対応可能です。

  • 訪問看護掃除ほしい」→基本対象
     →生活援助訪問介護役割です。

  • どちら使えるの?」→併用可能
     →必要て、ケアマネジャー主治医調整ます。


訪問介護」と「訪問看護」は、目的役割まったく異なる在宅支援サービスです。大切は、本人状態ニーズ合わせて、どちら(または両方)活用すべ正しく理解し、適切組み合わせることです。制度知ることが、心して在宅暮らすため第一歩となります。

ブログ更新をはじめました。

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今後ともよろしくお願いいたします。